
靴が超クサイんだけど
臭いを消すいい方法ないの?
こちらの記事では、こんな深い悩みを解決していきます。
✅ 本記事の内容
- 敵(臭いの原因・性質)を知る
- 靴の臭いを消す方法
- 臭いを消した後の臭わせない方法
靴の臭いを消すことはそれほど難しくありません。
靴が臭う原因を知り、適切な方法で対処すればOK!
靴が臭くなってしまう原因は?
靴が臭う大きな原因は2つあります。
- 雑菌
- 疲労・ストレス
雑菌
足の裏には雑菌(常在菌)が住んでおり皮膚表面を弱酸性に保ち保護しています。
この雑菌が足裏の汗や古い角質を分解することで臭いの原因である『 イソ吉草酸(イソキッソウサン) 』を発生させます。
足裏や靴の環境が悪くなると、雑菌が繁殖しイソ吉草酸が増え納豆のような腐敗臭を発します。
疲労・ストレス
疲労がたまったりストレスを感じると、内臓機能(主に肝臓の機能)が弱って体中のアンモニアを処理しきれなくなります。すると血液内に増えたアンモニアが皮膚から染み出し鼻をつくような『 ツーンとした 』臭いがしてきます。
足の臭いの原因についての詳しい解説記事はこちらで紹介しています。
臭くなりやすい靴とは?
色々な種類の靴がありますが、その中でもとりわけ【 臭くなりやすい靴 】があります。ここでは【 臭くなりやすい靴 】の特徴を紹介していきます。
臭くなりやすい靴
- 革靴
- ブーツ
- 安全靴
- 仕事用靴
- 通学用靴、部活用靴
臭くなりやすい靴の2つの原因
- 通気性が悪い靴
- 洗いにくい靴、休ませにくい靴
①通気性が悪い靴
革靴・ブーツ・安全靴は本革、合成皮などで形が崩れないように頑丈に作られています。
そのため水分を通しにくい作りや素材なため靴内がムレてしまいます。
また雨天時の通勤、作業現場で雨にさらされた靴はさらに湿気をため込みます。
②洗いにくい靴、休ませにくい靴
①で記した 革靴・ブーツ・安全靴にくわえ仕事用靴・通学用靴・部活用靴は、ほぼ毎日履く靴ですよね。
毎日のように違う靴を履くことは案外難しいものです。
革靴・ブーツは洗うことが出来ないし、安全靴・仕事用靴・通学用靴・部活用靴は毎日履いていくため靴を休ませることが出来ません。
履き続けた靴内は湿度が常に高い状態になってしまいます。
靴が臭くなりやすい人の特徴
あなたの周りに靴がそれほど臭くない人いませんか?
仕事終わりに靴を脱いでも突き刺すような臭いを放っていない人です。
【 靴が臭い人 】と【 臭くない人 】の違いって何でしょう?
ここでは靴が臭くなりやすい人の特徴を紹介します。
【 靴が臭くなりやすい人の特徴 】
- 緊張やストレスを感じやすい人
- 毎日 同じ靴を履く人
- 長時間 靴を履く人
- 外で働いている人
- 足裏ケアをしない人
①緊張やストレスを感じやすい人
足裏にかく汗は体温調整のための汗【 温熱性発汗 】ではなく、緊張やストレスを感じると出る汗【 精神性発汗 】です。
- 毎日ストレスにさらされている人
- 緊張状態が続く仕事につく人
中年サラリーマンは仕事での責任が重くなり、受けるストレスや緊張が多くなりがち。
ストレスや緊張が続くと、足にかく汗が多くなり他の世代の人たちより臭くなりやすいと言えます。

②毎日 同じ靴を履く人
同じ靴を続けて履くと湿気がたまり雑菌が繁殖します。
- 靴の替えがない
- 仕事や部活のユニフォーム靴
- 気に入った靴を履き続ける

③長時間 靴を履く人
- 仕事などで長時間、靴を履く人は靴内の湿度があがり雑菌が繁殖しやすくなります。
- 長い時間 靴を履くと足裏への負荷がかかるため、足裏の角質がはがれ落ちやすく雑菌のエサとなってしまいます。
④外で働いている人
- 直射日光や雨の影響により靴内の環境が悪くなりがち。
- 外を歩くことで硬い路面からの衝撃をうけ角質が剝がれやすく雑菌のエサとなることも。
⑤足裏ケアをしない人
- 足裏がきれいに洗浄されていない人は、雑菌が繁殖したまま生活しているため靴を履くとすぐに臭くなってしまいます。
- 足裏の古くなった角質を除去しないと、雑菌のエサが多くなるため臭いがきつくなります。
靴の臭いを消す方法【おすすめ7選】
靴の臭いを消す7つの方法 を消臭力・コスト・手間に着目して紹介していきます。
【 靴の臭いを消す方法 】
- 新聞紙で簡単に
- 銅のチカラ
- スプレーで素早く
- 石鹸・洗剤で洗う
- 重曹はやっぱり定番
- 漂白剤は間違いない
- 消臭パウダーは簡単最強
1.新聞紙
- 消臭力 △
- コスト ◎◎
- 手間 △
- 靴を脱いだ後に新聞紙を入れておくだけ
- 靴内の湿気をとってくれ雑菌の繁殖を防ぐ
- 新聞紙のインクにも消臭効果あり
- コスト0円
- 簡単でコスパ良いが消臭力は低め
- 新聞紙を入れたり出したりが手間
2.銅
- 消臭力 ○
- コスト ○
- 手間 △
- 銅には殺菌・抗菌・消臭効果がある
- 銅を入れておくだけ簡単
- 10円玉は銅を含むため効果あり
- 10円玉はお手軽でも1,2枚では効果なし
- 靴底を埋めるくらい入れる(メンドクサイ)
- 使用後の10円玉どうする問題
- インソール型の銅板
が10円玉より簡単便利
実験してみた!10円玉で靴の消臭
3.スプレー
- 消臭力 ○
- コスト ○
- 手間 ◎◎
- 消臭スプレーは『シューっと』ひと吹き超簡単
- 脱いだ後、出かける前に時間がなくても手軽に
- コンパクトで携帯可能、外出先でもOK!
- 消臭効果の持続時間が短め
4.石鹸・洗剤
- 消臭力 ○
- コスト ○
- 手間 △
- 自宅にある 石鹸・洗剤でお手軽に
- 水洗いできる靴なら何でもOK
- ぬるま湯(約40度)で洗うと効果的
- 洗い・すすぎ・乾燥作業にと手間かかる
- すすぎ・乾燥をしっかりしないと逆効果
- 革靴、ブーツなど水洗いできない靴はNG
5.重曹をつかう
- 消臭力 ◎
- コスト ○
- 手間 △
- 消臭の定番
- 天然由来で人や環境にやさしい
- 靴の臭いは酸性物質、アルカリ性の重曹と中和して消臭効果
- 重曹を溶かした水をスプレーする
- 重曹を通気性の良い容器に入れ靴の中に入れておく(この方法なら水洗いできない革靴・ブーツにも使用できる)
- 重曹を ぬるま湯に入れ 靴をつけ込み洗う(効果高い)
- 重曹水を作ったり、つけ込み洗いはやや手間
6.漂白剤
- 消臭力 ◎
- コスト ○
- 手間 △
- 殺菌・消臭といえば漂白剤
- 靴に使用するなら色柄物にも使える酸素系漂白剤
- 酸素系漂白剤は水分と反応するとシュワシュワ泡立ち汚れを浮かせる
- おすすめ酸素系漂白剤はオキシクリーン
- ぬるま湯と一緒に30分位 つけ込み洗い
- 水洗いできない靴には使用できない
- つけ込みすぎは靴を傷めてしまう恐れあり
7.消臭パウダー
- 消臭力 ◎◎
- コスト △
- 手間 ◎◎
- 靴の臭いを強力にとる除菌消臭効果
- 継続使用することで臭いにくい靴になる抗菌効果
- 1日1回の使用でOK
- 使用方法は靴内にスプーンで振りかけるだけ
- パウダーを敷いたまま靴を履くと溶けて効果発揮
- ややコスト高だが効果は絶大!
- パウダーが溶けるまでは靴下が白くなる
- 最強消臭パウダーは グランズレメディ
靴が臭くなるのを防止するには
靴の臭いを消すだけでは意味がありません。
せっかく靴の臭いが消えたなら、その状態をキープしないとすぐに臭くなってしまいます。
【 靴が臭くなるのを防ぐ方法 】
- 靴を休ませる
- 靴を脱いだ後のケア
- 濡れたらすぐ乾燥
- 足裏ケア
- 靴下の洗濯は正しく
靴を休ませる
- 同じ靴を履き続けると湿気がたまり雑菌が繁殖
- 2日以上間隔をあける
- 3足以上でローテーション
靴を脱いだ後のケア
- 靴を脱いだらすぐに下駄箱に入れない(湿気がこもる)
- 靴用消臭スプレーやパウダーを使い除菌消臭を
- 乾燥剤や新聞紙をいれて靴の湿気をとる
- 天気の良い日は、風通しの良い日陰で乾燥
濡れたらすぐ乾燥
雨で濡れた靴は雑菌が繁殖しやすいため早めに乾燥を。
- 新聞紙を入れ靴内の水分をとる(新聞はこまめに交換を)
- 靴乾燥機
を使えば自宅で簡単に乾燥可能
- コインランドリーの靴用乾燥機もおすすめ
こちらの記事でおすすめの靴乾燥機を紹介しています
足裏ケア
臭いの原因を元から取り除くために足裏ケアは重要です。
靴下の洗濯は正しく
靴下も臭いの原因になります。靴の臭いがなかなか取れない人は、靴下の洗い方もチェックしてみてください。
- 靴下は裏返しに洗うのが基本!
- ぬるま湯と酸素系漂白剤で つけおき洗い
- 脱いだらすぐ洗う、洗ったらすぐ乾燥
こちらの記事で靴下の臭いをとる洗濯方法を詳しく解説しています
靴の臭いを消す方法【 おすすめ7選 】:まとめ
靴の臭いを消す方法【 おすすめ7選 】を解説しました。
- 新聞紙で簡単に
- 銅のチカラ
- スプレーで素早く
- 石鹸・洗剤で洗う
- 重曹はやっぱり定番
- 漂白剤は間違いない
- 消臭パウダーは簡単最強
靴の臭いの程度やコスパで自分にあった消臭方法を試してみてください。
複数を組み合わせると効果がさらにあがります。
これでもう靴を脱ぐのは怖くない!
さっそく試してみましょう!
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こちらの記事は足の臭いに関する記事をまとめたページとなっています。 【 足の臭い 】【 靴下の臭い 】【 靴の臭い 】それぞれ解説しています。 足の臭い対策:おすすめ記事 足の臭い対策にもっ[…]